「ハデ婚?ジミ婚?ナチュラル婚?ナシ婚?」
ヨーロッパでは、「6月に結婚した花嫁は幸せになれる」と言われています。「ジューンブライド(June Bride)」ですね。しかし、6月が梅雨に当たる日本では、6月に結婚式を挙げるカップルは少ないそうです。と言うより、現代の日本においては、結婚式をせず入籍だけする「ナシ婚」が増えているそうです。
1980年代は、豪華で華やかな大規模結婚式が主流でした。「ハデ婚(派手婚)」です。その後、日本経済の急降下とともに1990年代には、シンプルに地味に結婚式をする「ジミ婚」、そして、2000年代には、披露宴と言うより、本当に親しい人だけで祝うレストランウエディングや、会費制ウエディングなどプライベート感が強くなり、ありのままの二人で···と言うことで「ナチュラル婚」と呼ばれるものが登場しました。
2017年の今は、結婚した半数近くのカップルが「ナシ婚」だそうです。「ナシ婚」とは、挙式、披露宴はもちろん、結納、婚約指輪などもない、入籍だけの結婚です。そのようなものにお金をかけるより、新婚旅行や新婚生活にお金をかけたいと考える人が増えているそうです。堅実になったのか···
「ハデ婚」をしても別れる人たちは別れるし、「ナシ婚」でも温かい家庭を築いている人もいるし···当人同士が良い!と思うスタイルが一番なのだと思います。
皆さんは、何婚派ですか?
語彙:
シンプル【simple】
単純な様子。また、飾り気や無駄なところがなく、簡素な様子。
プライベート【private】
個人的な物事である様子。公のものでない様子。私的。
ありのまま
実際にあるとおり。偽りのない姿。
カップル
一対。組み。特に、夫婦·恋人などの一組みの男女。
(お金を)かける
時間·費用·労力などをそのために使う。費やす。つぎ込む。
日本語の例文: