鬼は外、福は内
2月3日は「節分」です。日本では、その日は、「鬼は外!福は内!」の声が、あちらこちらの家から聞こえてきます。
節分とは、太陰暦(旧暦)の四季を「立春(2月4日)」「立夏(5月6日)」「立秋(8月8日)」「立冬(11月8日)」に分け、その境目の前日を指すものです。つまり「季節を分ける」という意味で「節分」と言われていました。しかし、現在では、春の節分である2月3日だけが年中行事として残っています。
それは、太陰暦(旧暦)で立春が、一年の初めと考えられていたからです。よって、節分は大晦日のようなものなのです。大晦日は鬼門が発生する日、そして、翌日には新しい年を迎えることから、邪気をすべて振り払うために行われた行事です。奈良・平安時代から始まりました。現在でも、「豆まき」と「門守り」が行われています。
「鬼」つまり「邪気」が入ってこないように、家の門の所に鰯の頭や柊の葉を飾ることを「門守り」と言います。臭い鰯の頭と先の尖った柊の葉を鬼が嫌うからだそうです。
「豆まき」とは、玄関から各部屋をまわり「鬼は外、福は内」と言いながら、豆をまくことです。そして、邪気を祓います。その後、自分の年の数だけ豆を食べれば、一年間病気にならないと言われています。
今年も、e日本語教育研究所でも、みんなで「豆まき」をしますよ。大きな声で「鬼は外!福は内!!」2017年も、皆様に福がたくさん来ますように。
文: まゆみ/録音: KOSUKE
●よって~
「…。だから~ /…。ですから~」
●ような名詞/ように動詞・い形容詞・な形容詞
・・・ような名詞
比喩・比況、あるいは、同類中の一例として提示する意味を表す。
・・・ように〜
・・・は、〜の目的を表す。(動詞辞書形ように/動詞ない形ように)
・・・ように。
「・・・ように。」の形で文末に用いる。願いや希望、依頼や軽い命令などの意味を表す。
日語發音