「五月病」
4月末から5月にかけて大型連休のある日本。その大型連休明けの今頃になると、欠勤や欠席する人が増えます。「五月病」です。
4月から学校や会社の新年度が始まる日本においては、4月は入学、就職、異動、一人暮らしなど、新しい環境への期待と緊張で過ぎます。そして、待ちに待った大型連休は、その緊張から解放され休暇には打ってつけの時期なのです。そこで、リフレッシュし、やる気が出ればいいのですが・・・疲れが一気に噴き出すとともに、長い休みの影響で、学校や職場に行く気が削がれてしまう人がいます。それが「五月病」です。
ただのサボり癖程度ならいいのですが、「適応障害」「鬱病」などと深刻な病気になることもあります。
4月に新入生を迎える教員の私としては、大型連休明けが毎年心配な時期でもあります。とはいえ、5月は新緑の季節。過ごしやすいこの季節の大型連休は、学生同様、大いに楽しみました!!
文: まゆみ/ 録音: KOSUKE
待ちに待った
非常に長い間期待しながら待ちつづけた。
打ってつけ
最も適している様子。
リフレッシュ【refresh】 (+する=動詞)
元気を回復すること。また、生き生きとよみがえらせること。
やる気・行く気 (動詞の辞書形+気)
「気」は、「何かをしようとする、また、何かしたいと思う心の動き。」「つもり。」
ただ
取り立てて値打ちや意味がないこと。普通。
サボり癖
サボるは、フランス語のサボタージュ【sabotage】の略から生まれた言葉。「怠ける。怠けて休む。」の意味。
癖は、無意識に出てしまうような、偏った好みや傾向。習慣化している、あまり好ましくない言行。
動詞・・・ます+癖 例)休み癖・遊び癖・・・・・
日本語例文: