「最近、一年があっという間に過ぎていませんか?」
カレンダーも最後の一枚になりました。年々、一年が短くなっているような気がしませんか?年齢を重ねるごとに、一年間が、あっという間に過ぎていく感覚があります。
実は、これは、そんな気がする・・・というのではなく、「ジャネーの法則」と言って、心理学的に解明されていることなのです。
人は慣れないこと、新しいことを経験すると時間感覚が長くなり、毎日同じようなことルーチン化されたものを繰り返すことに対しては時間感覚が短くなるそうです。つまり、毎日が初めてのことだらけの幼少期は、一年がとても長く感じられ、社会というものを理解し、さまざまな経験をした大人になってからは、過去の類似体験から新鮮さや驚きに出会う機会も減ることにより、一年が短く感じられるということなのです。
主観的に記憶される年月の長さは、年少者にはより長く、年長者にはより短く感じられるそうです。
一年があっという間に過ぎていると感じているということは、それだけ歳をとったということなんですね。あまり口に出さないでおこうと思います。(笑)
語彙:
ルーチン 【routine】
「ルーティーン」「ルーティン」とも言う。決まりきった仕事。日々の作業。
・・・だらけ
名詞+だらけ(接尾語)
そのものがいっぱいである様子を表す。そのものが一面についている様子を表す。
口に出す
言葉にして言う。
例文:
文: mayumi / 録音:KOSUKE
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