「恋コスメ・婚活コスメ・花嫁リップ」
今回のテーマを読み、なんだ?と思った方も多いと思います。これらはすべて、恋する乙女(笑)が愛用中の化粧品のことなのです。
「恋コスメ」とは、「あるブランドの化粧品販売員が新商品の口紅をデートにつけて行ったところ、プロポーズされた」と言うことから、恋愛成就のコスメとして人気に火がついたようです。そして、「恋がうまくいきますように」と言うことで、このような名前で呼ばれるようになりました。
また、「婚活コスメ」とは、婚活に行く際、つけて行くと効果が上がるとか?
その口紅やリップを塗るだけで、男性からの好感度が上がり、告白やプロポーズをされてしまうとのことです。そんなことあるのかなぁ・・・笑
「花嫁リップ」とは、食事をしても落ちにくい口紅を指すそうです。確かに、何かを食べたり飲んだりする度に、お化粧直しできるとは限らないので、便利な口紅ですね。
というわけで、今やこれらの商品は品切れになる店舗もあるほど、売れに売れているそうです。口紅やグロスが特に人気のようですが、アイシャドウやチーク、香水に至るまで、さまざまな「恋コスメ」が話題です。
一時期、「目力」などという言葉が流行りましたが、「恋コスメ」の主流は「唇」にあるようです。「唇力」あるいは、「口元力」とでも言ったら、良いのでしょうか。女らしさをアピールする大切な唇は、艶と輝きが長時間続いてくれるものが「恋コスメ」としての評価が高いようです。「初対面の男性の視線は、口元に目を向ける」という研究結果もあるとか・・・
お化粧直しが面倒だ!という怠け者の私は、まず「花嫁リップ」に口紅を替え、「恋コスメ」と話題の品の中から、グロスを選んでみようかなぁ・・・。
文: まゆみ/ 録音: KOSUKE
語彙:
乙女
年の若い女。また、未婚の女性。むすめ。
愛用
好んでいつも使用すること。「する」をつけると動詞になる。
コスメ
コスメチック【cosmetic】の略。化粧品。
プロポーズ【propose】
申し込むこと。特に、結婚の申し込みをすること。求婚。「する」をつけると動詞になる。
・・・直し
「動詞——ます+直し」の形で、「もっとよくなるように、改めてもう一度すること」。
・・・とは限らない
「・・・とは限らない」「・・・とも限らない」の形で、「・・・でないこともある」という意味。
品切れ
商品がすっかり売れて、在庫がなくなること。
例文: