美意識の違い
今年も、行ってきましたハワイ!!そこで、びっくりしたことの一つ。お化粧品に求める女子の考えが東洋と西洋では大きく違うのです!!!
婚活中の友達へのお土産は、某海外ブランドの婚活コスメにしようと勇んで買いに行ったところ、「廃盤になりましたー」と。以前、このメルマガでも取り上げた唇が艶っぽくなるアレです。「なんで?なんで廃盤?」と聞いたところ、「うーん。薄いよね。セクシーさに欠ける。」「でも、艶があるから、日本では人気だよ。」「セクシーさを求めるなら、コレよ。コレ!!」と店員さんが持ち出したのは、真紅のルージュ。「このくらいの色がないと、いくら艶があってもねー。それに、艶を出すなら、これくらいしないと・・・」と、彼女が私の口に、その真紅のルージュを塗り、その上に艶がでるグロスを重ねてくれました。しかし、鏡で見た自分の口にびっくり。「人でも喰って来たのか?」とツッコミを入れられそうなほどの魔女口。「うーん。ちょっと強すぎるわ。」とか言い訳を並べて、落としてもらいました。
店員さんの顔をよく見ると、私に勧めてくれたお口・・・確かに、白い肌でブロンドの髪の彼女には、マッチしていました。
気を取り直し、「これは、ある?」とパウダーファンデーションを聞いてみたところ、「それは、アジア限定だよ。」「え?すごくいいんだよ。冬の乾燥はもちろん、夏の冷房から、肌を守ってくれる保湿効果の高いパウダーファンデーションなのに・・・」「保湿?保湿より、このアイシャドウのほうが大切よ。5歳は若くみられるわよ。」と。「若くみられる」という言葉に弱い私は、当然そのアイシャドウを購入しました。。。。
国が変われば、美意識も異なり、求められるものも違うことを改めて感じた夏でした。とはいえ、中秋節も間近。月を愛でる気持ちは万国共通のはず。今年も一年で一番美しい姿を見せてくれる中秋の名月を見上げましょう。
文: まゆみ/ 録音: KOSUKE
語彙:
勇んで(勇む)
積極的な気分で張り切る。
ツッコミ
内部に深く入り込むこと。物事を深く究めること。漫才で、ぼけに対して、話を中心になって進める役。などいろいろな意味がありますが、ここでは「ツッコミを入れる」で、「指摘する。批判する」などの意味です。
マッチする【match】
調和がとれている。ぴったりと合っている。
~に弱い
意志的に耐える力に乏しい。心が左右されやすい。
例文:
・初デートだったので勇んで家を出たら、スマホを忘れたことに気づき、慌てて引き返した。 初デートだったので勇んで家を出たら、スマホを忘れたことに気づき、慌てて引き返した
・田中くんのプレゼン資料は、ツッコミを入れたくなるところばかりだった。 田中くんのプレゼン資料は、ツッコミを入れたくなるところばかりだった
・洋服と靴がマッチしているね。 洋服と靴がマッチしているね
・誘惑に弱いんだよ。 誘惑に弱いんだよ